はじめまして!看護師あこです!
看護師歴20数年、只今看護師人生ひと休み中です。
この機会に自分の看護師人生を振り返りつつ、何かみなさんのお役に立つような情報を提供出来ればと思っています。
ということで、まずは私の看護師人生スタート時の話しから。
そういえばちょうど4月ですね、今年新入職の方々はまだまだ緊張の毎日でしょうか?
※この記事の内容につきましては、私の個人的な見解のため、その辺りはご了承下さい。また、看護師としての個人の経験からの記事です。
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正看護師見込みで大学病院に就職
私の初めての就職先は大学病院でした。
当時、正看護師の国家試験の結果発表は4月が通常。
そう!合格見込みで採用され、就職してから合否発表だったんです!!
しかも勤務中のため、合否発表を自分で確認しに行くことが出来ず、
勤務中に当時の師長さんから(「ひーっ!」)合否を伝えられるというシステム。
みなさんお察しの通り不合格になってしまう新人さんもいる訳で…
不合格になってしまった人は、その日から「看護助手さん」になり、翌年の国試合格を目指すことになるという辛ーい1日。退職した方もいたように記憶しています。
そして、私の看護師人生はここからが本番スタート!
入職式のメインイベント!
入職式の行われる講堂に入ると、180名ほどの同期がいることにおののきつつ、最後は待ちに待った配属先の発表!
事前に希望は申し出ていたものの、私が希望した科はとても人気が高く、勿論違う科へ配属~(といっても多少関わりのある科へ配属して頂けました。)。
今では考えられないことですが、同じ部署に10名以上の新人看護師が配属され、かくいう私もその中の一員になりました。
ということは…同じぐらい退職者がいた部署ということになりますねぇ…今考えるとどんな職場だったのでしょう!?怖すぎます…
でもみなさん考えてみて下さい。
30名ほどの自分の職場に10数名の新人が入職してくることを!
1/3が新人スタッフということです。
今考えただけでも恐ろしい~
そして受け入れて下さった当時の先輩方に感謝!!
6月には夜勤に入ってもらいます!?
少し特殊な部署だったので、看護学校での今までの学びはほぼ通用しません。
全て一から学ぶ、私たち新人。先輩方も必死です。
1/3が新人なので、夜勤にも早々に入ってもらわないとシフト上おそらく苦しかったんだと思います。
今はどれぐらいで夜勤に入るのでしょうか?
元々緊張感の高い部署でもあり、私たちの一挙手一投足を先輩看護師以外に医師も目を光らせています。
怖ーい先生が耳元でボソっと一言「○すなよ。」そんな毎日でした。
今思うと確実にパワハラですよね(笑)
なので勤務が終わると生気が抜けたように寮へ戻り、予習をして眠る…もちろん出来ない時も…
当初はそんな毎日でした。
つらいとか辞めたいとか思う暇もなく、通り過ぎていきましたが、そのうち出来なかったことが出来るようになる喜び、楽しさを感じることが出来るようになり、少ーし余裕が持てるようになりました。
今となれば怖い先輩や先生は勿論いましたが、なぜかもう辛いことなど全然覚えていないぐらい夢中で過ごした職場でした。
看護師になりたてホヤホヤのみなさんへ
今年入職した新人看護師の皆さんにとっては、もうすでに辛くなっている人もいるかもしれないですね。もう辞めることを考えている人もいるかもしれない。
でもこれだけは言いたい!全員が新人からスタートしているってこと。
ここを乗り越えなければ、一人前の看護師にはなれない。
「看護師になって良かった!」と思える素晴らしい景色もその先にある!
それに新人の頃が一番守られ、甘えられる唯一の時期です。
段々経験を積んでいくと、色々なことがわかってくる。
でもその分求められることも高くなってくるし、違う努力が必要になってくる。
それぞれその年代の役割や悩み、課題もみえてきます。
もう十分頑張っていると思うので、ぜひここで踏ん張って続けてほしい!
みなさんの助けを待っている患者さんもたくさんいますよ!!
ここで少し箸休め…
正看護師国家試験
「90%台後半」
↑これ、当時の正看護師の国家試験の合格率。
今はもっと低いと聞いていますが、当時はとても合格率が高く、1クラスに不合格者がいないか数名程度という感覚です。
私の看護学校の同級生は確か不合格者1~2名だったと記憶してます。
入職式当日のトラブル
同じ看護学校の同級生と2人で同じ病院に就職したのですが、
入職式当日、その同級生が受付の前で待てど暮らせど来ない!
職員から同じ学校の子よね?とプレッシャーをかけられ、居心地の悪いことといったら…
当時はまだ携帯電話も持っておらず、寮の家電?に電話。
同級生「えっ!?もうそんな時間!?すぐ行く!!」
入職式が始まるギリギリにやや乱れたスーツ姿でダッシュで登場した同級生。
インパクト大です!なんか偉い人のスピーチでもネタにされていたような…
ということで、少し脱線してしまいましたが、私はこの大学病院で両親の「石の上にも三年」という言葉を信じ、同期に助けられながら私生活ではよく遊び(笑)、3年間勤めました。
この3年の間にも色々なことがありましたが、それはまた別の機会にご紹介したいと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました <m(__)m>
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