看護師からみた海外の医療ドラマ~なぜ面白い~

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みなさん、こんにちは!あこです (^^)/ 

今回は「海外の医療ドラマ」について、私の観たことがあるものに限られてしまいますが、思わずハマってしまう理由を分析していきたいと思います!

※この記事の内容につきましては、私の個人的な見解のため、その辺りはご了承下さい。また、看護師としての個人の経験からの記事です。

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海外の医療ドラマを厳選してご紹介

まずはなんといっても『ER 緊急救命室』

全部で15シーズン・計331エピソードあるそう!今思えば私が看護師を目指し始めた頃...30年前から制作されているアメリカのドラマです。

患者さんが搬送され、処置をするシーンがとてもリアルで、スピード感もあって飽きる間もなく毎回観終わるドラマでした。

当時日本にこんなにリアルな医療ドラマはなかったので、憧れたのを覚えています。また、海外ドラマあるあるだと思いますが、スタッフ間の恋愛関係や人間関係、バックグラウンドなども織りまぜられ、見ごたえがあります。確かNHKで23時頃放送されていましたよね?覚えてる方いますか!?

私は初期の頃が特に好きで、カーター先生や初期の看護師長のキャロル・ハサウェイさん、マーク先生のファンでした!

次にご紹介するのは『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』!

全部で19シーズン・計420エピソード+現在20シーズン目が本国アメリカで放送中だそう!

こちらも医療現場のシーンは勿論リアルなのですが、題名にもあるようにスタッフの恋愛関係にもかなりフォーカスしていて、ドラマチックで女性好みかもしれません。主人公も女性です。

主人公のメレディス先生が外科インターン時代からスタートするのですが、アメリカのインターンの先生たちってこんなにみんな野心があるの!?と驚いたことを覚えています。また、指導者のベイリー先生がとっても怖いんだけど(いわゆるパワハラ気質ですね!)、愛もあって好きでした。

院内あちこちで恋愛!といった感じです(笑)

続きまして『Dr.HOUSE』!

このドラマは変わり種というか、診断医のストーリーで1話完結型のドラマです。といっても主人公のハウス先生や登場人物のバッググラウンドも継続的に描かれています。全8シーズン!アメリカのドラマです。医療シーンはほとんど出てきません。

この主人公のハウス先生が診断医としてはとっても優秀なのだけど、人としてはかなり捻くれ者でダメ人間!(ぜひこのダメっぷりを視聴して確認してほしい!)なところと、オーバーに描かれているけれど、かなりレアな症例がたくさん出てくるので、診断している過程は医療者にとっても勉強になるかもしれません。

お次は『レジデント 型破りな研修医』!

全部で6シーズン・計107エピソードで視聴率の低下で打ち切りになってしまったそう。残念!これもアメリカのドラマです。

このドラマは主人公のコンラッド先生がまずかっこいい!そして題名通り型破りなのだけど、「無駄な延命治療は行うべきではない」「人を助けるために時にはルールを破ってもいい」という信念を持っていて、それをなにも恐れず突き進んでいくところが私は好きでした!

ギャップなのか悪役の院長先生も「良いところあるじゃない!」なんて段々思い入れが入っていってしまうドラマでした。経営VS医療!的な要素もあり、楽しめました!

最後のご紹介は、『グッド・ドクター 名医の条件』!

これは日本でも山﨑賢人さん主演でリメイクされていますし、最近のドラマなのでご存知の方も多いはず!調べてみると、元々は韓国で放送されたグッド・ドクターを基にしたリメイク作品のようですね。私がご紹介したいのは、アメリカの「グッド・ドクター」の方です。

全部で7シーズンで終了になるそうで、2024年の2月から最終シーズンが本国アメリカで放送されているそうです!

主人公のショーン・マーフィー先生が自閉症でサヴァン症候群の外科研修医という設定。現実的にはない!?(アメリカならあり得る!?)設定ですが、ドラマとして自閉症の特徴(実際は個々様々ですが)がうまく表現されていて、勿論周りのスタッフや患者さんともトラブルが起こったりするのですが、そんなことより、彼の純粋さというか真っすぐなところ?と天才的な医学の知識で周りの人たちを巻き込み変えていってしまう過程が見どころかなと私は思っています!

※自閉症:人とのコミュニケーションが苦手・物事に強いこだわりがあるといった特徴をもつ発達障害の1つです。

※サヴァン症候群:精神障害や知能障害を持ちながら、ごく特定の分野に突出した能力を発揮する人や症状を言います。

まだまだご紹介したいのですが、今回は5選!で終了と相成りました。あまり詳しいことが書けないのも残念!

今は色々なコンテンツで動画視聴できると思いますので、ぜひぜひ寝不足覚悟で(笑)観てみて下さい!

海外の医療ドラマの面白さ

とにかく次が早く観たくなってしまう海外のドラマって医療ドラマに限らず多いですよね!本国でヒットしているものが日本にくるのだから当たり前かぁ...

でも医療者としては海外の医療ドラマは、とにかく医療シーンがリアルでスピード感があるところが見ごたえあり!ドラマ製作にかかる費用も日本とは桁違いなんだろうなぁと安易に想像できてしまうほどセットもリアルで、実際に医療処置が出来てしまう!?病院開業出来る!?のではないかと思ってしまうぐらいです!

勿論「んなことあるかい!」っていうシーンも多々ありますが(笑)、にしても役者さんの動きもリアルでかっこいい!私だったら果たしてあんなにテキパキ動けるだろうか?...

一般の方にとっても、たとえ医療の要素が強かったとしても、同じくらい登場人物のバックグラウンドや人間・恋愛関係が描かれていて、展開も早いので思わずハマってしまうのではないでしょうか!?

日本のドラマや映画での医療監修とは

私が看護師ということで、ドラマつながりでこんなお仕事があることもご紹介。

医療監修には、大きく2種類あります。「原作なし」の場合は、医療に関する部分を制作者と一緒に考えていく役割を担い(病名や術式などを考案してドラマのなかに組み込んでいったりする。)、「原作あり」の場合は、すでに原作に書かれているものを主に技術指導する役割を担い、俳優さんが手術をする場面に立ち会い、医療機器を使ったり糸を結んだりする技術を指導して、医師を演じる手助けをするいわば外科監修、技術監修のことをいいます。

前の職場の同僚に医療監修をしていた人がいましたが、監修はするものの、やはり監督が大御所であればあるほどそちらの意見が優先されてしまうそうです。では何のための医療監修だぁーっ!と思ってしまいますが(笑)※これはあくまで一部の例です。

医師や看護師にはこんなお仕事もあるんです。専門的にしている方もおられますが、本業の傍ら時々頼まれればしているという方もいるようです。

最後に今一番お勧めの海外ドラマ!

それは...『ウェンズデー』!

あのティム・バートンさんが監督、エグゼクティブ・プロデューサーを務めるホラーコメディです!

もうキャラクターの濃さから、ストーリーの面白さ、ビジュアルまですべて最高です!ティム・バートンさんの作品がお好きな方であればきっともうご存知かもしれませんが、めちゃくちゃ面白いです!

ぜひ一度ご覧あれ!!

最後までお読み頂き、ありがとうございました <m(__)m>

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