看護師のみなさん!新人指導はイライラ?orワクワク?

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みなさん、こんにちは!あこです (^^)/

看護師のみなさん、日々のお仕事お疲れさまです!加えてただでさえ緊張感のある職場に、4月は新人さんもやって来たり、なんとなく落ち着かない時期ですよね。

つい「イライラしてしまう!」という新人指導者の方も多いのではないでしょうか?

今回は、この新人指導時の「イライラ」の原因、対策、「イライラからワクワク」に変われるようなお話が出来たらと思っています!

※この記事の内容につきましては、私の個人的な見解のため、その辺りはご了承下さい。また、看護師としての個人の経験からの記事です。

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新人指導の経験談

まず、私のことからお話すると、大学病院に勤務時代に新人指導にあたっていたことがあります。自分はどちらかというと、寄り添い型だったように思います。

勿論イライラすることはありました。でもなるべく表面には「出さないように!」と自制を心がけていました。どちらかというと「感情的になってはいけない。」と思っていました。

自分が新人時代そう感じたからです。指導者がイライラしていると、聞きたいことも聞けないし、理不尽に感じることもあったからです。

表面上はそうみえなくても、溝はどんどん深まっていくばかり...という経験をしたからです。

ですので、新人看護師さんがひとりで大変そうにしていれば、出来るだけ声をかけ、今後一緒に働く同僚になるわけですし、少しの手助けでコツを得ていくこともあります。

但し、厳しくはあったと思います。言うべきところはきちんと伝えましたし、同じような注意が続くなど、努力している様子が見えない時なども勿論です。実際に後輩から言われたこともあります。「あこさんの指導は怖くはないけど、厳しい!」だったそうです (;^ω^)

あとは良いところがあった時はなるべくその場で、難しければなるべく早くに良かったところを本人に伝えるよう心がけていました。

指導者研修でも確かあったような気がします。指導をする時は、まず良く出来たところを褒める。そのあとに厳しい内容?というか注意してほしいことなどを伝えるようにする。的な内容だったと思います。

なぜ「イライラ」してしまうのか?

では、なぜ「イライラ」してしまうのか?

一般的に「イライラする」とは、物事が思う通りにならなかったり、不快なことがあったりして神経が高ぶり、いらだっている状態を指すそうです。

新人指導で「イライラ」するということは、新人看護師さんをこちらの勝手な型に無意識にはめこもうとしているからなのではないかなと私は思っています。

「こうあるべき。」「こうなっていないといけない。」「普通はこうでしょ。」と勝手に思い込んでいる姿や状況になっていないからこそ、「イライラ」する。

誰一人として同じ人はいません。個々で成長過程や速度も違います。そのためにプリセプターがついているのではないでしょうか?

※プリセプター制度とは:一人の先輩看護師(プリセプター)がある一定の期間、一人の新人看護師(プリセプティ)に対して、マンツーマンで臨床実践を指導する方法です。

他の新人看護師さんや去年の新人看護師さんとも比べる必要はないし、個々の能力に合わせて指導をしていくしかないのだと思います。

1~2年もすればみな同じぐらいになります。せっかく一緒に働く同僚になるのですから、あたたかく見守ってあげたいですよね!

でも「イライラ」はしてしまうもの!ただ、その感情を決してそのまま出してはいけません!新人看護師さんに限らず、周りにとっても悪い影響はあっても、良い影響は全くありませんので。百害あって一利なしですね。

「イライラ」の考え方、対策

「イライラ」の原因がわかったところで、ではどうしたらよいのか?

同期や先輩方、師長さんに聞いて貰えばいいのです。そこで解消しましょう!同じ道を通ってきた先輩方ですし、もしかしたら自分もそんな風に思われていた話も聞けるかもしれません(笑)。

確かに時折理解に苦しむような新人さんがいることも事実です。ただ、みんな悪気があってそのようにしている訳ではないですし、どちらかと言えば素直です。

無知なだけであったり、一般社会の礼儀などをまだよくわかっていない、先輩への対応に慣れていない、または、私たちの「当たり前」が彼女、彼らには当たり前ではないどころか知らないだけだったりもします。

この「当たり前」をきちんと説明してあげないと、勿論あなたの期待どおりにはならないわけです。そしてその差にまた「イライラ!」してしまうの悪循環です。

なにか指示をしたり、課題を出す時には、事細かに説明をしてあげなければいけません

極端なことを言うと、「患者さんをみてきて。」と伝えたら、普通はイコール「患者さんの状態をみてきて。」だと思いますが、新人看護師さんはもしかしたらただただ患者さんを見て帰ってきてしまうかもしれません。

これはわかりやすくするための極端な例ですが、みなさんの「当たり前」にはこれぐらいの差があることを認識しておいた方がいいということです。

「えっ!?」

「私たちが新人の頃はそんな風にしてもらえなかったのに、なんで私たちだけ...」と聞こえてきそうですが (;’∀’)

早く気づけて良かったと思いませんか?それに「私たち」だけではないはずです。自分の行動を変えると、必ず「相手」も変わってきます!なぜか不思議なのですが。それでWin-Winの関係が築けたら、どちらにとってもHappyですし、周りへの影響もなお良いと思います。

また、「指導してあげているのに。」と思っているところはありませんか?

人に「教える」ことってとても難しいことですよね。教える側がきちんと理解していないと、出来ないことだと思っています。それを新人指導を通して、みなさんも学ぶ機会を貰っていると考えてみたらどうでしょうか?

年数を重ねれば重ねるほど、わからないことがあっても聞きにくく、曖昧になっていきがちです。また基本から学び直せるチャンスだと思いませんか?そして新人看護師さんも指導者さんもともにステップアップです!

少しは新人指導について「イライラからワクワク」になれるような気持ちになって頂けていれば嬉しいのですが...いえ、そうなるよう願っております!

余談ですが、新人指導のことばかりに焦点をあてて記事を書いていましたが、これって日常生活でも考えてみたら...目から鱗ー!

自分がイライラした時を思い返してみると、相手や物、その物事のせいにばかりしてしまっていたかもしれません!イライラした人を見ていてもそうですよね!どれだけ自分本位に生きているのかよくわかりました_(^^;)ゞ

ということは、あまりイライラしない人は相手を自分の思う通りにしたいとか、そもそもそういう考え方ではないのでしょうか?

個人を尊重している!?それとも期待などしていない!?不快に感じることも少ない心の広さがある!?ということでしょうか。

こうやって考えてみると人の心理って面白いですよね!

私の家族にイライラしがちな人がいるので、今度この話をしてみようと思います(笑)。

感情を出すことは悪いことではないと思っているほうなのですが、でもやはり職場などオフィシャルな場面では、特別な事情がない限りはマイナスな感情はあまり表に出さないほうがベストだと思います。

こう考えてみると、人間関係ってとても複雑ですね!これらにそれぞれの価値観や考え方、おかれている立場など様々に絡み合ってきて、もうお手上げとしか言いようがありません。

かなり話の内容がそれてしまいましたが、最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!

最後までお読み頂き、ありがとうございました <m(__)m>


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