みなさん、おはようございます!あこです (^^)/
題名のフレーズに少しでも反応された方は...そうです!あのフレーズの「兄さんバージョン」です(笑)。私には姉がいないので、こうなりました。
わからない方は「お若い」ということで、気になったら調べてみてください。
今回は、職場で起きた様々なハプニングエピソードをご紹介していきたいと思います。
※この記事の内容につきましては、私の個人的な見解のため、その辺りはご了承下さい。また、看護師としての個人の経験からの記事です。
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患者さんからデート!?に誘われるの巻
まずは患者さんから好意をもっていただいたお話。
20数年の看護師人生のなかで、神様の気まぐれか?一度だけこんなことがありました。
何回か入退院を繰り返している患者さんでした。その日の担当看護師になればもちろんベッドサイドに何度か足を運びます。
いくたびに「今度、飯行こうよ。」と自分の電話番号を書いたメモを渡そうとしてきます。もちろん受け取りません。「冷たいなぁ。」のやり取りを繰り返す日々。
「電話番号ぐらい受け取ってくれてもいいじゃん。」と言うので、「受け取ったらなにか期待しちゃうでしょ?だから受け取らない。」と伝えたのが最終的に響いてくれたようです。
看護師と患者さんの恋愛ってどうなんでしょう?特にダメと言われたこともないし、本人たち次第なのでしょうか?
確かに私の友人も患者さんと結婚しました。もちろん退院後に連絡を取り合うようになったようですが。
そういえば、真偽のほどは定かではありませんが、勤めていた病院の他病棟の看護師さんが、入院中担当していたの癌の末期の患者さんと結婚をしたという話も聞いたことがあります。
みなさんのなかにも患者さんと結婚した看護師さん、もしくは患者さんの時に出会った看護師さんと結婚された方はいますか?
出会うべくして出会った方ももちろんいらっしゃると思いますが、仕事で優しくされているのを勘違いされがちというのはあるかもしれません(笑)。
特殊能力を持った看護師がいる!?の巻
ハプニングではないかもしれませんが、人並みはずれた能力をもった元同僚のお話。
その看護師さんは嗅覚が優れていて、同じ勤務日の同僚のなかに「女の子の日」の人がいると、においでわかるというのです。
私や他の同僚たちは全くわからなかったので「犬並み!?」と怖ささえ感じてしまいました(笑)。
でも、トレーニングを受けた犬が「癌」の人を嗅ぎ分けるというのは聞いたことがありますよね!
実は私もにおいには敏感なほうでして、ある時から、同じ口臭というか体臭がする人がみんな同じ病気(内臓のある種類の癌です。)になっているなぁというのをかなりの確率で感じてまして、きっと同じような経験がおありの方っているのではないかなぁ?と思っています。
冒頭の同僚とは、この話をする前にお互い職場を離れてしまったので、伝えられていないのが残念です。
あまり他の人に話すことでもないですし、今まで実は誰にもこのことは話したことがありませんでした。真偽のほどはさておき、不思議ですよね。
でも病気によって、性格や傾向などが近い、もしくは同じというのは医師も看護師も感じているので、それはなにかエビデンスがあるのではないかと思っています。
※エビデンス:「根拠」や「証拠」または「裏付け 」という意味合いで使われます。
同じ性格や傾向があるから、その病気になるのか?それとも同じ病気になったから、性格や傾向も似てくるのか?その辺りはよくわかりませんが、医師や看護師さんなら理解していただけるのでは?
患者さんはマジシャン!?の巻
みなさん「身体拘束」をご存知ですか?
身体拘束とは、身体生命維持のため
- 治療上必要なチューブ、ドレーン類の自己抜去が予測される場合。
- 人工呼吸器装着中、自己抜管の可能性がある場合。
- 老人性認知症や意識障害、せん妄、内分泌疾患に伴う一時的混乱状態な どにより必要な治療・検査が行えない場合。
にのみ、字のごとく身体を専用の拘束具と呼ばれるもので拘束するのですが、これがけっこうしっかりしているものなのですが、時折これをうまーくすり抜ける患者さんがいます。
その過程を誰も見たことがないのでわからないのですが、拘束具を壊してとか留め具を外したりせずに上手にすり抜けておられて、私たち看護師も「???」
まるで引田天功さんみたいです!
笑いごとではなく、発見した時は本当に声も出ないほど驚きます! (´゚д゚`)
患者さんは「抜けてやったぞぉ!」と言わんばかりの得意げな表情の方から、無表情の方、まだまだ息をきらして真顔の方、ニッコリ笑顔の方から様々です。
私たちも本来は身体拘束など出来ればしたくはありませんが、夜勤帯など人手がないなかずっとベッドサイドにいるわけにもいかず...やむを得ずです。
身体拘束については、色々なご意見があるかと思います。私はうまく言えませんが、人ではないので「適材適所」とは言わないと思いますが、うまく使いわけが出来れば、やみくもに身体拘束に対して反対というわけでもありません。
時には患者さんを守ることにもなりますので。
おっと💦失礼!の巻
とある日のこと、担当していた男性患者さんのところへ向かったところ、大部屋でしたが仕切りのカーテンがきっちり閉まっていました。
声をかけて開けたつもりが聞こえていなかったようで、開けた瞬間患者さんから若い女性が離れようと素早く移動した気配と、患者さんがその女性の腰に手をまわしていたのもチラっと見えてしまい、思わず「ごめんなさい!」と言ってしまいました。そして引っ込みがつかず用事を済ませたのち退室しました。
が、気まずい空気...なぜか?と言ったら、この状況からするにきっとこのお二人は恋愛関係にあるなという雰囲気がプンプンにおってきてました...
それに、この患者さんにはれっきとした奥様とお子様がいらっしゃいます。
ご本人はいたって冷静を装っておられましたが、胸中はいかがなものだったのでしょうか?もちろんこちらからは何も言いません。
先ほどの彼女が帰られた後もご本人は何もおっしゃいませんでした。
その後、どうなったかといいますと、何回かあの若い女性お見かけいたしました。ただ、患者さんの状態が急激に悪化した時を境に、お二人の間に何があったかはわかりませんが、あの女性はお見かけしなくなりました。
患者さんご本人もとても連絡出来るような状態ではなかったですし、そのままご家族に看取られ天国に旅立ちました。
それぞれの人生ですし、患者さんを色眼鏡でみるようなことはしませんが、こういったケース意外と多いのです。
看護師をしていると、本当に色々な方の人生を垣間見させて頂く瞬間があります。テレビドラマや映画よりもドラマチックかもしれません。
「〇〇さん、何を手に持っているの!?」の巻
病院での夜勤勤務がスタートしたと同時に、患者さんのお部屋へ入った瞬間見てしまった光景があまりにもショックで固まってしまったお話です。
まだ夜勤がスタートしたばかりです。さぁこれから頑張るぞー!という時の打撃としては、だいぶ大きかったです (*´Д`)!
体の内臓の中に留置してあるはずのドレーン(管と思っていただければ)を得意げに手に持ち、掲げています💦「とったどー!」とでも言わんばかりに...私は絶句です。
でもそうもしていられません。本人のドレーンを抜いた場所を見せてもらい(正確に言えば「見せなさい!」的な感じです。)応急処置をし、担当医にすぐにコールです。
夜勤帯なのに緊急でそのドレーンを入れ直すことが決まりました。人手がないなか、処置室のある別棟まで連れて行き、迎えに行き、また抜かれないよう対策をとりつつ、その入れ直しに伴い指示の出た点滴などもしつつ、その間に10名以上の患者さんも同時に看なければなりません。
てんやわんやてんやわんやです(焦)。他のスタッフにも助けてもらいながら、休憩もままならない怒涛の夜勤でした。
でもこういった夜勤は他にもたーくさん経験してきました。ほんの一例です。それに終わってしまえばいい思い出話です!
ただ、人間て本当に驚くと声出ませんよね!?(笑)
最後までお読み頂き、ありがとうございました <m(__)m>
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