看護師は感情労働!?知らなかったのは私だけ!?

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みなさん、こんにちは!あこです (^^)/ 

今回は、「感情労働」というジャンルについて深掘りしていきたいと思います。

みなさんはこの「感情労働」ご存知でしたか?

看護師の仕事は「感情労働」に分類されるようなのですが、私はつい最近までまったく知りませんでした。

世間一般のみなさんには周知されていることなのでしょうか???

ではご紹介していきたいと思います。

※この記事の内容につきましては、私の個人的な見解のため、その辺りはご了承下さい。また、看護師としての個人の経験からの記事です。



「感情労働」とは

感情労働とは、肉体労働頭脳労働に並ぶ労働のカテゴリーで、 具体的な職種としては、看護師や介護士、教師や保育士、受付やコールセンター、販売員やサービス業などが挙げられる。

具体的には「楽しさ」や「うれしさ」といった感情を表に出すことを求められる、あるいは「怒り」や「悲しさ」といった感情を抑制する必要があるなど、適切または不適切な感情が定められている業務を「感情労働(emotional labor)」と呼ぶ。

そして、看護師はこの何らかの感情を表出・制御することが求められ緊張、忍耐などが不可欠の職務要素があるため、感情労働にあたるそう。

なるほど~φ(..) 言われてみれば確かに。

でも「肉体労働」は知っていましたが、「頭脳労働」も私は知りませんでした。というかこの分類をまず知りませんでした。恥ずかしい~ (/ω\)

ちなみに頭脳労働は、主に頭脳を使って報酬を得る働き方で、 知識や思考力、判断力、想像力などを活用しながら企画や提案を出すなどして仕事を行う企業の企画や管理、事務など。また、専門領域の知識を活用する医師や弁護士、税理士などのほか、専門的な研究に打ち込む研究職なども含まれるそうです。

そうなると、医師は頭脳労働にも感情労働にもあてはまる!?ということでしょうか?

医師って本当に大変ですね💦

なぜ新たに分類されたのか

感情労働は「近年注目されている新しい概念」だそうです。

なぜ肉体労働でも頭脳労働でもないと、感情労働を切り分けたのかについては、感情労働が個人の性格や特徴によるものと捉えられることが多く、職業的能力として十分に認識されず報酬に反映されない、また労働効率の向上がほぼ期待できないという点だそう。

そして、これは今でも問題視されていて、人間の感情に労働の負荷が大きく作用し、労働が終了した後も達成感や充足感などが得られずほぼ連日精神的な負担、重圧、ストレスを負わなければならない点。

たとえ、相手の一方的な嫌がらせによる理不尽かつおかしな要求主張であっても、自分の感情を押し殺し常に礼儀正しく的確な対応をしなければならない (゜ロ゜;

看護師にあてはめてみると

これ、対患者さんの場合もありますが、すぐに頭に浮かんだのは、理不尽な先輩看護師や横柄な態度の医師ではなかったですか?(笑)

私はまさしく!と思ってしまいました。もちろん対他の職種の場合もありますが、圧倒的なのは先輩と医師

そして「年功序列など、相手の判断で左右される職種において発生しやすく職場の制度によっても発生し得る。」

というところもまさに!です。意外に私たちの職場は閉鎖的で、おかしなルールも根強く残っていたりすることが多いですよね?

そして、この理不尽さに縛り付けられ「うつ病を始めとするメンタルヘルスの悪化例が後を絶たない。」そう。というか絶たないです!

自分の本当の感情と仕事上求められる感情とのギャップがストレスを生み、このストレスが長期的に蓄積されると、仕事に対するモチベーションが失われ、疲労や無気力、無関心、無力感などの症状が現れるバーンアウトの原因にもなりかねない。

となると、う~(>_<) 全看護師の職場に伝えたい!!(もうご存知でしたら失礼しました💦)

ストレスを抱え込んでしまう人って、仕事に忠実な人ほどなりがちだなと個人的には思っています。しかもストレスの程度は人それぞれですし、周りの人にも伝わりにくかったりしますよね。目に見える訳でもないですし...

気づいたら、バーンアウトしてしまっていたという場合も時としてあります。

ただし、先述した「楽しさ」や「うれしさ」といった感情を表に出すことが求められる時もあるので、一概に「害」だけということではないそう。

でもこれも時と場合によると思いますが、お互いハッピーな気分になれるのであれば、確かにそうですよね。

看護師以外の「感情労働」

近い分野であれば、介護士、そして教師や保育士、受付やコールセンター、販売員やサービス業など挙がっていましたが、コールセンターのオペレーターさんは、典型的だなと思いました。

まさしく自分の感情を押しころして、クレーム対応したり案内をしたり、ストレスは非常に溜まりそうです!

サービス業の方もそうですよね。常に笑顔で、どんな事情があろうとも、大激怒しているお客様にも対応しなければなりません。

他の国に比べて、日本人は根が真面目だと思いますので、仕事に対しても堅実ですし、本当に礼儀正しい方ばかり

それが余計にストレスを溜めてしまいそうです。

そして、日本人は遺伝子的にもマイナス思考になりやすいんだそうです。アフリカ人やアメリカ人のみなさんはポジティブ遺伝子というものを持っているらしいのですが、日本人は不安遺伝子の持ち主だそう。

ですので、例えばアメリカ人式にポジティブ思考に!と頑張っても限界があり、無理にポジティブになる必要もないそうです。

遺伝子から違うとは、もうお手上げです(笑)。でも日本人の不安遺伝子が危機管理に役立ったりと良さももちろんあるので、そこにフォーカスしていければいいですよね♪

少し難しい内容になってしまいましたが、今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました <m(__)m>


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