看護師の知ってて損しない豆知識🫘Vol.2

, , , ,

みなさん、こんにちは!あこです (^^)/

今回は、特に応援をしたい新人看護師さんや看護学生さん向けの豆知識🫘シリーズ第2弾!

前回中途半端になってしまったバイタル編の続きから。

前回の血圧脈拍体温の豆知識編をまだ読んでいない人はこちらから。

※この記事の内容につきましては、私の個人的な見解のため、その辺りはご了承下さい。また、看護師としての個人の経験からの記事です。

このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載している場合があります。



呼吸

通常呼吸数は、明らかな異常がなければ毎回測ったりはしないですが、異常があった時は呼吸器系や循環器系呼吸中枢系なにかしらの異常が起きている場合がほとんどなので要注意!

患者さんが「呼吸が苦しい」ってナースコールしてきたよ。さあどうする?

  • VS測定の他にどこを診る?回数、努力様呼吸の有無、顔色呼吸を妨げるような痰の有無、量、どんな姿勢?酸素飽和度は?識レベルの変化や他に自覚症状はないか?聴診した呼吸音は?どんな経緯で発症したのか?など確認。
  • 事前指示があれば確認して対応(酸素投与など。)。早めにドクターコール
  • 呼吸苦は何よりも不安が強まる。患者さんの苦痛緩和にも注力を
  • 安静を促す。基本的には横になっているよりも起き上がっているほうが胸郭が広がり呼吸しやすくなるが、何より本人が一番楽な姿勢になれるよう介助。
  • 暑いと汗をかき余計不快に感じるため、部屋を涼しくする。
  • 痰が溜まっていても、自分で出せない場合は吸引も検討
  • 安易に酸素量を上げない。逆に病状の悪化を招く場合もあるどんな病態の人が注意が必要?
  • 発熱や精神面の影響からも呼吸に異常が起こることがある。
  • 効果的な呼吸法呼吸介助法があるのであれば、少し落ち着いてきたところで声かけをしながら一緒に行なえるように誘導したり介助する(どんな方法がある?)。
  • 慢性の呼吸器疾患の患者さんのなかには、慣れから呼吸苦の自覚に乏しい人もいるので注意。
  • 出来る限りのことをしても呼吸苦がなかなか拭えない人には、扇風機の風が顔にふんわりあたる程度に回す(酸素の飢餓感がやわらぐことで少し楽になったように感じる場合がある。)。

※これはあくまで呼吸にフォーカスしたもの。元々の疾患やその時々で実施している治療などもあるはず、そこを忘れたらいけませんよー!!

♪呼吸のミニ知識♪:吹奏楽部出身の人(楽器を吹いた、もしくは吹いている人)は女性でも自然と腹式呼吸になっている人が時々いるよ。あれ?と思ったら思い出してみてね。

『酸素飽和度』

コロナ禍以降、一般の人でも持っている測定器(安易に手に入るものの正確性は?ですが。)。

値に頼りっきり、あるいは振り回されていませんかー?正常値と言われる値であれば問題なし?

でも、患者さんの顔色は良くないし、訴えも続いてる。酸素飽和度は正常値なのに…さあどうする?

酸素飽和度に限らずどの測定器もですが、必ずしも正確に測れているとは限らない、あくまで情報のひとつということを忘れずに。

  • 値が出ない。出ても一時的だったり、値もバラバラ…そういう時は末梢循環不全か浮腫が強い場合が多い。測定箇所を変えたり、少し温めてみるのもありだけど、それでもだめなら潔く諦めるべしそんな時は他にどこを観察すべき?)。
  • 少し低いなぁと思った時は、まずは深呼吸をしばらく促してみる。呼吸が浅くなっている人はこれで上がれば、機能的には問題なし。
  • 重度の貧血の人は値が出ても正確性に欠けるなぜ?測定原理を考えたらわかるはず。)。
  • 慢性呼吸器疾患の人は、なぜ酸素飽和度が低めの方がいいのか?(逆にどんな状態になったらまずいのかを考えたらわかるはず。)
  • 持続で測っている患者さんのプローブの測定箇所きちんと変えてますか?実はセンサー部分は少し発熱している(まだまだ皮膚が脆弱な新生児や小児、浮腫が強い人などは要注意だよ。皮膚トラブルを起こした事例あり。)。
  • うまく測れないからと強く巻いたり、長時間同じところで測ったら、熱傷を起こす可能性があるから巻き直しは忘れずに。

結論 酸素飽和度は特に値だけでは判断しない測ることが目的ではありませんよー!

♪酸素飽和度のミニ知識♪:測定器のモニター画面に出るバーやハートマークは「脈動」に連動したリズムや上下動の量で脈の強さを確認するもの。メーカーによって呼び方はそれぞれだけど、脈拍強度とか脈波レベルメーターなどというそう。

ここからは…

とりあえずバイタルの豆知識から始めてみたものの、どんなことがお役に立つかなぁと思い巡らせ、ここからは代表的な症状別の看護師としての診かたや対処方法なんかがよいかなと考えていますが、どうでしょうか?

(もちろん答えは聞こえてこないよね(笑))

更に検討しておきます!

看護師の仕事は、教科書上で教わったことももちろん大事だけれど、色々な症例を通して学び得られることが大きいので、新人の頃は特に大変だと思います。色々なことがわかり始め、点と点がつながるようになってくると、学ぶ楽しさも実感出来る日が必ず来ます

今の頑張りが今後の看護師人生を左右していきます。なにか嫌なことがあっても、頑張っているところを必ず見ていてくれる人が絶対にいますので、諦めないで下さいね!

ではまた次回 (^^)/

今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました <m(__)m>


コメントを残す