みなさん、こんにちは!あこです (^^)/
今回は、「医療者も人間だもんね…」とつい呟いてしまったお話です。
※この記事の内容につきましては、私の個人的な見解のため、その辺りはご了承下さい。また、看護師としての個人の経験からの記事です。
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歯科のかかりつけ医
まずはかかりつけの歯医者さんのお話から。
もう何年も前から通っているデンタルクリニックがある。定期的に検診・クリーニングに通い、不具合が出れば、治療して貰ってきた。
今は院長先生に主に担当してもらっているが、通い始めた当初は、女性の先生がいるということで、このクリニックを選び、その女性の先生に診てもらっていた。
私の今まで経験からの偏見であるが、とにかく男性の先生は「扱いが雑…」思いやりの欠片もない先生になぜか何十年も当たってきた。それが苦手でなるべく女性の先生にお願いしてきた。
ところが、その担当してもらっていた女性の先生が、検診と検診の間に知らぬ間に辞めていたのだ。特に治療もしていたわけではなかったので、案内もなかった。
そして突然男性の院長先生に担当が代わったわけだが、もうすでに来院して治療ユニットの上に座っている状態で、院長本人から女性の先生がご希望のようですが、どうしますか?と感情のない声で聞かれたら、「じゃあ他の歯科に通います。」なんて私にはとても言い出せなかった… (;´д`)
ということで、院長先生に担当が代わり、今でも治療が必要になれば担当していもらっているが、なぜかやっぱり「扱いが雑…」顔に掛けるシートから、開口器?をつける時も外す時も、治療もすべて…力任せな感じというか、声かけもなくいきなり始めたりと(こちらは目隠しされているのでかなり驚く)、とにかく毎回「雑な」扱いを受けている。
察するに手が大きく(身長も大きく体格もいい)、口の中が狭い人はやりにくい!?そして、説明も一方的で感情があまりこもってない感じ。
男性の先生でも優しい先生はいるはず。そんなに雑なら変えればいいのにと言われそうだが、もうここ数年の経過などすべてこのクリニックにあるし、歯科衛生士さんや受付の方たちはとても親切なので、ここまで来てしまった…
少し前にまた治療が必要になり通ったの時のこと。いつもにも増して扱いが「雑な日」があった。アシスタントについている衛生士さんへも言葉がきつめ。「そこに置かない!」とかちょっとしたことでも声を控えめに荒げている。
こういう時って、視覚を奪われている代わりにおのずと他の感覚が研ぎ澄まされてしまう…ピリッとした空気がヒシヒシと伝わってくる。
今日は院長先生、機嫌が悪い (・・;)
治療が終わり、少し聞きたいこともあったが、もちろん質問などせず、速やかに退室する。
普段の職場で何度もこういった場面は渡り歩いてきたので、対処の仕方は心得ている。
歯科の先生もやっぱり「人間なのだ。」
兄弟が救急搬送
仕事へ行く準備をしていた私の携帯電話に兄弟から連絡が入った。出ると、息絶え絶え…状況が飲み込めず、「どうしたの!?」すると救急隊員が代わりに電話口に出た。
「○○さんのご兄弟の○○さんですか?これから○○さんを病院へ救急搬送します。すぐに病院へ来れますか?」場所によるけど、搬送先がわかったらまた連絡下さいと伝え一旦電話を切り、早めに職場へ行けるよう準備の手を早める。
この間に職場の上司へ連絡を入れ、一旦職場に向かうが、病院へも行かなければならないことを伝える。
数分後、搬送先の病院の連絡が来た。幸いにも職場の近くで自転車で行けそうな距離。すぐに行かないとマズイ状態なのか確認し、職場へ向かう。
そろそろ着いたかな?という頃合いを見計らい、搬送先の救急外来へ電話を入れ、状態を確認するが、電話では教えられないと言われ、「そりゃそうだ。」普段自分もそう言ってるじゃないかと突っ込みつつ(笑)、どれぐらいで病院に着けるか伝えておいた。
一旦職場である程度の対処をし、そのまま自転車で搬送先の病院へ向かった。本人はまだ症状がおさまらず苦しそうにしていたが、思いのほか大丈夫そうで安心した。
しばらくすると看護師さんと医師がやってきた。今の点滴では効いていないようなので、治療の薬剤を変えるという説明。去り際に看護師さんから「医療関係の方ですか?」と尋ねられた。
着替えるのが面倒で、上だけスクラブのまま来てしまっていた、そう言っているようなものだ。苦笑いをしながら「看護師です。」と答える。
兄弟いわく、私が来てから看護師さんの対応が随分と変わったそうだ。こんなにちょくちょく来なかったし、点滴なんて放ったらかしだったそうだ(笑)。
私も逆の立場であればここまで顕著にはしないが、多少気を遣う。「人間だもの。」
親の担当医
この記事でも触れているが、親が大きな手術を受けることになった。もちろん術前の説明に同席した。
両親と一緒に診察室のドアを開け入っていくと、担当医の先生が私を二度見した。「あ~もしかして看護師をされている娘さん?」「そうです。よろしくお願いいたします。」
かなりベテランそうな先生。帰り際に病院の案内板を見たら、外科統括部長?だったかな。とにかく立場の高い先生のようだった。
私が説明に入ったことで、一から説明をしてくれた。ただでさえ緊張している両親を必要以上に緊張させぬよう、でも事実ははっきりと伝え、説明していく。なにより私を医療者扱いしないでくれたことがありがたかった。遠慮なく質問も出来た。
昔、患者さんの妹さんが看護師というご家族の病状と経過説明に看護師として同席したことがあるが、その先生はえらくその妹さんに気を遣っていた。妹さんが納得できていないという背景もあったが、他のご家族もいるのに妹さんの顔しかほぼ見なかった。
勝ち負けの話ではないけれど、その時の医師はその妹さんに負けていた気がする。もっと堂々と伝えればいいのにと内心思いながら聞いていた。
やはり医師も「人間なのだ。」
こういった場面を何度となく仕事で見てきたせいか、親の担当医がこの先生で良かったと思った。
知らない方がいいこともある
これは偏見ではなく、事実。美しいものに人間は惹かれる。これはきっと万国共通。でもその先をどうするかはその人次第。
医師は仕事柄、観察眼に優れているのでしょう。患者さんやそのご家族の前では真面目に振る舞っておきながら、意外なところも観ている。
スタッフのところへ戻ってきた途端、口を滑らせてしまうことがある。医師にはある意味素直な人が多いと思うのもこういった面があるからだ。
○○さんの娘さんすごい綺麗な人だった。胸が大きかった。など、第一声「それかい!」というようなことも多々ある。これは逆もしかり。ここには書けないような内容もある。
口に出すか出さないかはその人の品性によるし、みんながみんなそうではないが、ネジがひとつやふたつ外れている医師は意外と多い。
だって医師にも性別はあるし「人間なのだ。」
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました <m(__)m>
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