病は気から これほんと!実例集

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みなさん、こんにちは!あこです (^^)/

今回は、よく「病は気から」と言いますが、看護師として働いてきて、本当にそうだなぁと思ったことが何回もあったので、ご紹介していきたいと思います。

みなさんも一度や二度は経験あるのではないでしょうか?

※この記事の内容につきましては、私の個人的な見解のため、その辺りはご了承下さい。また、看護師としての個人の経験からの記事です。

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病は気から「私編」

現在は色々な人たちが研究し、科学的にも証明されているようですね。子供の頃はことわざだと思っていましたが、昔の方は本当によく言ったものです。

まずは自分自身の経験から。仕事が忙しくバタバタしている時って、ストレスを感じる暇さえなかったりします。こういう時って急に体の異変が来るんです。お休みに入った途端ダウンしてしまい、休暇中ずっと寝込む…とか。

おそらく気が張っていて、体調を崩しつつあったとしても気づけないんでしょうね、きっと。それで休暇に入った途端…みたいな残念なことになります。

でも少し余裕があって、「すごいストレス!」なんて口に出して言えているうちは、実はそうでもなかったりするようです💦私の場合。

医療者にはあるまじき言葉ではありますが、「熱でも出て仕事休めないかなぁ?」なんてよこしまなことを少しでも考えたら体はぴんぴんです(笑)。意外と大丈夫だったりします。

前者の時は、おのずと精神力で乗り切っているのかな!?と思いますが、休暇をすべて寝込むことになるのは不本意です。でも人間の身体はつくづく気持ちに従順だなと思いますし、気持ちばかりはコントロールのしようがないので難しい (><) 人間て本当に不思議な生き物だなぁと思います。

患者さんから教えてもらった「気」

次は心持ち次第だなと感じた時のこと。

抗癌剤の治療を受けると、癌細胞だけでなく正常な細胞も攻撃してしまう薬剤もありますので、大きく言うと免疫力が落ち感染症に罹りやすくなる時期があります。

この間は、極力人との接触は避け、感染予防に留意しなければなりません。もちろん入院していれば外泊も退院も認められません。こまめに採血をしてその状態を確認するのですが、翌朝の採血結果で、ある基準値を越えていれば外泊や退院もOK許可が出るというパターンが少なからずありました。

そういった時、どうかなぁ?と思っていた患者さんでも、どうしても帰りたい患者さんは、だいたいその基準値をクリアして病院から堂々と出ていくのです。「絶対に帰る!」という強い気持ちから、コントロールしようもない採血データまで影響するとは思ってもいませんでした (゜o゜)

「病は気から」恐るべし!

人生最期の時に

次のケースは「偶然だ」と言われてしまえばそれまでですが、それにしても多かったように思います。

患者さんに残された時間が限られてきた時。ご家族や親しかった方たちが様々な事情で会いに来るのに時間がかかってしまうことがあります。

でもなぜか来るのを待っていたかのように直後に息を引き取られたり、私たち医療者からみて、この状態では間に合わないだろうなと思っていても間に合ったり

時にはずっと意識がなかったのに、一時的に開眼したり話ができたり、少し果物などを召し上がれたり、本当に不思議なことが起こることがあります

「病は気から」とは少し違うケースかもしれませんが、これも患者さんの「気」や「思い」から起きていることだと私は信じています。

また、時にはお子さんの結婚式や学校行事の参加を目標に闘病に向き合われている患者さんたちもいらっしゃいますが、これも不思議なことに叶うことが多かったように思います。でも一気に気力を使ってしまったせいか、数日後時には翌日にお亡くなりになるということも珍しいことではありません。

そいういった時、毎回「気持ちの強さ」を感じずにはいられません。

気持ち次第で症状もコントロール

そして、このケースはあまり声を大きくして言いたくないのですが、プラシーボ(プラセボと言ったりもします。)と言って患者さんの訴えている症状に、時には効果や副作用のないものを投与することがあります。色々な事情背景があり最終的にこの選択になっているということはどうかご理解下さい

このプラシーボ効果は、効く人には効きますし、効かないと思っている人には残念ながら効きません。時には副作用が出たとおっしゃる患者さんもいるほどです。

実際にはなんの効果もないわけですが、医師から受けた説明を信じ、素直に受け入れられる人は効果が出やすいようです。暗示のようなものと言った方が伝わりやすいでしょうか。

見た目は他の薬剤同様です。長年これを飲み続けている患者さんに会ったこともあります。でもプラシーボの効果を感じ安心につながっているのであれば、「偽薬」とも言われていますが、私はそれはそれでいいと思っています。

薬は効果もありますが、必ず副作用もあります。プラシーボに関しては、体への負担もないわけですし、気を病むより全然健康的です。

やはり「病は気から」の効果は改めてすごい!

今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました <m(__)m>


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