みなさん、こんばんは!あこです (^^)/
今回は、「訪問看護のオンコール」について、自身の経験もふまえながらご紹介していきたいと思います。
今、訪問看護への転職をお考えの方にとっては、気になる部分であるかと思います。
特に就職先をお考えのステーションが24時間体制をとっていたりすると、夜間や祝・祭日、土日曜日のオンコール対応を月に何回ぐらい担当しなければならないのか?病院との夜勤の違いや手当の相場などなどなど…様々、気になるところだらけだと思います。
次の就職先をご検討中の方は、参考になる情報だと思いますので、ぜひ最後までお付き合いいただければ幸いです。
※この記事の内容につきましては、私の個人的な見解のため、その辺りはご了承下さい。また、看護師としての個人の経験からの記事です。
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訪問看護のオンコールは何をするの?
訪問看護のオンコールは、ずばり「利用者さんやそのご家族から緊急連絡先に連絡が来た時の電話対応、または必要であれば臨時で訪問することを言います。」
平日の日中は、臨時訪問含め管理者が対応してくれるところがほとんどだと思います。もしくはその時々で手の空いているスタッフが対応することもありましたし、担当制をとっているところは、担当スタッフが他の利用者さんの訪問時間を調整し、自分で訪問する場合もあります。状態が落ち着いている利用者さんの訪問を急遽他のスタッフにお願いすることもあります。
職場ごとに決まりが色々とあるかと思いますので、この辺りの詳細は、問い合わせた際や面接時に確認するといいと思います。
当番制にしているのは、主に夜間帯と土日曜日、祝・祭日のオンコールになります。これもステーションによって違いますが、訪問看護の日勤にあたる日中の勤務がだいたい17~18時頃に終了しますので、その時間以降の夜間~翌朝の勤務開始時間までということになります。時間的には病院の二交代制の夜勤の時間とほぼ同じとお考えいただければよいかなと思います。また、土日も平日同様定期訪問の対応をするステーションも増えてきているので、これに限りません。
病院と違うのは、緊急連絡先に連絡がない場合は、基本的には自宅待機になります。この点では病院の夜勤ほど大変ではありませんが、いつ連絡が入るかわからないという点が嫌だと言う人も。実際私もそれが嫌でしたし、若干ストレスでした。
あくまで私の場合ですが、お風呂に入る時も気づかなくては困るので、脱衣所まで電話を持って行ったり、あまり遠くまでは気を遣って買い物などにもいけませんでしたし、寝る時も枕元に置いて休んでいました。それにオンコールの日はなんとなく眠りも浅く、緊急の連絡が入る電話を持っているだけでもストレスがかかるのだなと感じたことを覚えています。でも全然気にせず出かけてしまうスタッフもいましたけどね…(笑)。
また他のスタッフの場合で言えば、寝室がご家族と一緒の場合、家族を起こさないよう別室で休んでいたそうです。また、小さなお子さんがいるスタッフは、平日夜間のオンコールは免除されていました。その代り週末のオンコールを他のスタッフよりも多く入るなど調整していたかと思います。この辺りも各ステーションでだいぶ差がありそうです。
スタッフが多くないステーションでは、24時間365日管理者が持っているというところもあると聞いたことがあります。
土日、祝祭日のオンコールについては、当時私が勤務していたところは、24時間緊急対応をすることになっていたので、気が重めでした。相談だけの場合ももちろんあるのですが、やはり臨時訪問になった場合、すぐに訪問することが出来ないので、遠出は出来ません。時折、訪問診療医から訪問してほしいという連絡があることもありました。
ですが、全く連絡が入らない時もあるのが事実で、一見お休みのようだけど、常に携帯電話は肌身離さずといった感じです(※あくまで私の場合)。でもこれって本当に人それぞれでして、性格が出るのかなぁと思うのですが(笑)、オンコールの当番なのにそれを忘れていたという強者もいれば、土日、祝祭日の時は普通に美容院へ行ったり、家族と出かけたりしているスタッフもいました (^▽^;)
私には無理でしたが、オンコールの日は家のことが出来るので、その点では良かったです。先ほどのように全く連絡が入らない日もあれば、たて続けに連絡が入ることもあり、これは運としか言いようがないように思います。ですが相談が来そうな状態の患者さんやお看取りになりそうな患者さんがいる時は、担当スタッフから事前に申し送りもあるので、ある程度予測出来る時もあります。
ただ、たまに「来るのが遅い。」という方や、いくら「救急車とは違いますよ。」と何度説明しても、「お金を払ってるのだから、すぐに来るのが当たり前だ。」という高齢者の方も時たまいらっしゃいました (;^ω^) こんなに電動自転車飛ばして来たのにー!💦と思いながら、なんとなく腑に落ちない当時の私..しかもそういう方ほど「これ緊急じゃなくてもよくね!?」というような内容で呼びつけられたりするんです (ノД`)・゜・。でも行った方がもう早いんです!行かない方がめんどうなことになる!!
すみません…いつもに間にか私の愚痴になってしまいましたね、すみません m(__)m
では切り替えて。
オンコールは月に何回?平均オンコール回数は?
あくまで私の勤めていたところでは、平日夜間のオンコール当番は週に1~2回、土日、祝日のオンコール当番が月に2~3回という感じでした。これはもうその職場のオンコール当番が出来るスタッフの人数次第ですね。先述したように管理者だけが持っているような所もありますし。なるべく大きな規模のステーションの方が、他にも教育体制がしっかりしているなど、良い点も多いかなと個人的には思います。
但し、全国的に大きく事業を広げているような所は、あまり良い噂を聞いたことがありません。管理者の転勤が多い、すぐに辞めてしまう人が多いなど…ただの噂の可能性ももちろんありますが。私もそうしましたが、一度見学に行ってみるなど、少しでも現場の様子を自分の目で確認してから検討されることをお勧めします。
また、オンコール当番中の出動回数ですが、これもその時の利用者さんたちの病状や状況(多い利用者さんでは毎日や1日2回訪問という場合もあります。)にもよりますが、平日の夜間は平均して0~1回程度ではないかと思います。多い時で3回ほど訪問に呼ばれた時もありましたが、これはかなり稀です。
土日、祝祭日の24時間のオンコール当番の出動回数についても、平日同様利用者さんたちの病状、状態によりますが、平均では0~2回程度かなと思います。利用者さんたちが落ち着いていれば全く連絡がありませんし、病院の時のように時期的なものもあったように思います。多い時ではやはり3~4回ほどだったと思います。
これは私が勤めていた職場の規模が、利用者さんの総人数がおそらく120~160人ぐらいのところでした。スタッフはパートの方はたくさんいましたが、オンコール当番が出来る常勤スタッフは多い時で7人、減った時で3.5人ぐらいだったと思います。ご参考までに。
オンコールは休み扱いになるのか?労働時間に含まれるのか?
結論から言うと、「オンコールは労働時間には含まれない」そうです。労働時間とは認められていないため、代休などを与える必要もないそうです。
私たち以外の職業の方でもオンコール体制のある仕事はあると思いますが、 オンコールの扱いについては、労働基準法に明確な基準がないそうです。これは驚いたのですが、一般的に自宅待機中も労働時間に含まれないため、賃金の支払い義務を義務付ける規定などもないのだそうです。
あれ?じゃあなんで私賃金貰えてた???職場のご厚意?ありがたい環境だったのだなと改めて思いました✨
ということで、次回は「訪問看護のオンコールの手当や状況対応方法」についてご紹介していきたいと思います。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました <m(__)m>
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