みなさん、こんにちは!あこです (^^)/
今回は、今現在まさに看護師さんとの結婚を考えている、もしくは検討している方たちへ向けた内容。
『看護師 結婚』と検索すると、❝看護師は結婚相談所でなぜ人気?❞などとすぐ出てきます。
結婚相談所や婚活パーティにおいては、看護師という職業だけでかなり注目度も高いそうです。でも私たち看護師からすると「なぜ???」
将来就きたい職業ランキングでも毎年上位だそうですが、こちらも私たち看護師にとっては「なぜ???」
もしかして子供たちの夢を壊すようなこと言ってしまっている?.ドキドキ…( *´艸`)
やはり「看護師」に対する印象って、昔からある「白衣の天使」「優しい」といったものがまだまだ根強く残っているのでしょうか?
世間一般のみなさんが思われている「看護師像」と実際の私たち「看護師」には少し乖離があるような気がして.…今回はその辺りを紐解いていきたいと思います。
※この記事の内容につきましては、私の個人的な見解のため、その辺りはご了承下さい。また、看護師としての個人の経験からの記事です。
このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載している場合があります。
- 看護師との結婚はやめとけ!?
- 結婚前に知っておきたい結婚生活におけるメリット
- 結婚における夜勤の影響
- 家庭と仕事両立の特徴と注意点
- まとめ
看護師との結婚はやめとけ!?
これはおそらく、実際に看護師さんと結婚された方で嫌な思いをされた方や、同僚である看護師たちの意見がこんな風な表現になっているのではないかと思います。
結婚しない方がいい理由
看護師本人としてまず言えることは、色々な意味で「強さ」がないと看護師という仕事は務まらないということ。
人の命に関わる重責を担い、過ちがあってはいけないという緊張感と常に背中合わせにあるそんな職場は、みなストレスが溜まりやすく、殺伐としがちです。
また、慢性的に人手不足のなか、常に多重課題に追われながら仕事をすること、また緊急性の高い対応が突発的に入ってくるなど、心身ともに疲弊してしまうような働き方が当たり前の世界です。
忙しかったり、緊迫している場面であればあるほど、みな素も出やすく、理不尽に医師や先輩看護師、患者さんたちから八つ当たりを受けるなど、みな余裕がない環境におかれてしまうことも多々あります。
自身でその解消方法を見つけられている人は問題ないと思いますが、そうでない場合、お相手のみなさんにそのストレスやうっぷんを当ててしまう人もいるかもしれません。愚痴を聞かされてしまうことも増えてしまうかもしれません。
みなさんが結婚相手に選ぼうとしているお相手は、そんな「看護師」という仕事をしている。つまり看護師の仕事に理解を示し、そのお相手ごと受け止められるある程度の覚悟がないと難しいのではないかと思います。
結婚生活におけるデメリット
先ほどの看護師に必要な「強さ」。「強さ」にも色々な種類があると思いますが、強さが余裕のなさから性格のキツさや態度に出てしまう看護師も少なくありません。それに耐えられるか!?
また、最近は看護師の収入も少ないと話題になりつつありますが、一般的な所得の人に比べればまだ多いほうかもしれません。お相手の収入がもし自分より多かった場合、そういった面で劣等感を持たせてしまう場合があるかもしれません。「収入格差」と言われるものですね。気にせずにいられますか!?
そのため金銭感覚がズレている人が看護師にも時々います。確認していますか!?
そして、夜勤をしている看護師さんであれば、日常生活が不規則になるためすれ違ってしまうことも多くなるかと思います。家事も定期的にというのは難しいかもしれません。そういった面でも協力が不可欠になるかと思います。もちろん子育てに関してもそうです。仕事をしながら出来ますか!?
デメリットとメリットの比較
結婚前に知っておきたい結婚生活においてのメリット
デメリットをお伝えしてきましたが、逆にメリットももちろんさくさんあります。
メリットとは?
個人的に本当に「強い人」というのは、一番優しい人だと思っています。強いからこそ誰にでも優しくすることが出来る。そんな看護師さんがいるのも確かです。
また、「芯のある」しっかり者が多いのも看護師の特徴ではないでしょうか。チームワークも看護師の仕事では大切ですが、個々で自律していないと成り立たない仕事でもあります。
仕事で多重課題への対応も慣れているため、頼りがいのある一面もあるでしょう。もちろん医療的な知識やスキルがあることは、家族を守るために役立つこともあるでしょう。
そして収入面で安定しているのも安心です。
夜勤で時間が不規則ではありますが、逆を言えば個々の時間がお互いにとれ、距離感がある程度保たれ、だからこそ労わりあえることも!
得られるメリットと収入の関係
先ほども書きましたが、収入面で「一般の方よりも多い」という面では、生活水準も変わってくるでしょうし、もしかしたら将来の家族計画にも大きく影響するかもしれません。経済面での安定、心配がないということは、かなりお相手の負担感が減るのではないでしょうか。
また、看護師は国家免許ということで、選ばない限りは職場に困ることもありません。転勤の多いお仕事でも一緒に付いていくことが可能です。
結婚における夜勤の影響
最近は夜勤なしの職場も増えてきましたので、必ずしもというわけではないかと思いますが、「夜勤」については、おふたりの捉え方次第になるのではないかと思います。
夜勤が結婚生活に与える影響
先ほど「捉え方次第」になると書きましたが、お互いすれ違うことが多くなってしまうと捉えるのか、お互いに個々の時間がとれると捉えるのかではだいぶ違うのではないかと思います。
逆に更にすれ違うことが多いからお互いを労わりあえるようになるのか、個々の時間が出来るから好き勝手するのかでも違いますよね。この辺りはお相手が看護師さんに関わらず、価値観の擦り合わせが必要になると思います。
夜勤勤務と結婚問題:知っておきたい真実
夜勤勤務については、ご存知の方もいるかもしれませんが、三交替制(日勤・準夜勤・深夜勤)と二交替制(日勤・夜勤:16時間)によっても働く時間帯や長さが変わってきます。
例えばもし三交替制の準夜勤の場合、早めの夕方から深夜までの勤務のため、一般的な勤務体制の人たちが帰宅する時間には家にいません。
そして三交替制の場合、日勤をして一旦帰宅して、仮眠をとってまた深夜勤に出勤するパターンもありますので、準夜勤の時間帯はしっかり休ませてあげる必要があります。
結婚生活に及ぼす影響と克服法
また、三交替制の深夜勤の場合は、深夜から出勤になるため、同じ帰宅時間にはもしかしたらまだ仮眠をとっているかもしれません。そういった時にいかに気を配り合えるか、支え合えるかといった面が他の方がお相手の場合とは多少違ってくるのではないかと思います。
もちろんのこと、土日や祭日なども夜勤はありますし、関係ありません。
家庭と仕事両立の特徴と注意点
家庭と仕事の両立の方法とポイント
生活をする上で、全ての面において夫婦間での協力が不可欠です。家事は女性がするのが当たり前と思っているようでは、おそらく長くは続きません。
家事を「手伝う」「やってあげた」感覚ではだめだということです。
曖昧なままだと、ついつい女性の方が家事をしてしまいがちになり、小さな不満が溜まっていく可能性があるため、初めから家事を明確に分担してしまうことも良いかもしれません。
仕事の両立に必要な条件とは?
でももちろんお互い出来ない時も出てくると思います。その時の対応を決して間違えないようにしたいものです。決して責めたりしてはいけません (>_<)
逆に自分が出来る余裕があるのであれば、黙ってサポートするぐらいが良いと思います。医療者はプライドが高い人が多いので、不必要な指摘は避けることをお勧めします。
また、ご夫婦ふたりきりだけの時と、もし子供を作ることを考えている場合は、子供が出来てからでは、余計にお互い支え合っていく気持ちが強くないと、良好な夫婦関係を築いていくのは難しいでしょう。
看護師は経済的な自立も出来るため、一般の方に比べれば「離婚」への決断も早いかもしれません。実際シングルマザーも多い業界ですし、離婚率も高いそうです。
家庭と仕事が両立できる理由とは?
ご家族の理解と協力、そして家事も育児も夫婦でやるのが当たり前の精神があれば問題なく両立できると思います。
ですが、お相手の方の仕事がある程度、時間の融通がきいたり、在宅ワークも可能、育休制度を積極的に取り入れているといった職場であれば、なお良いと思います。
まとめ
- 看護師は仕事の過酷さから強め、ストレスが溜まりがち
- その看護師の仕事に理解を示し、受け止める覚悟があれば結婚しても問題ない
- 夜勤をしている看護師への配慮は不可欠、そうすれば収入も夫婦関係も円満
- 家事や育児は夫婦で共に行えば、看護師の仕事と家庭の両立も可能
私自身は未婚なので偉そうに言えることではないのですが、看護師の友人や同僚の夫婦関係の話は嫌というほど聞いてきました。
看護師の仕事は、みなさんが思っている以上に心身共に過酷なのは事実です。職場でやさぐれてしまう看護師もたくさんみてきました。もちろん私自身も気持ちの浮き沈みの激しい時や体調を崩した経験もあります。
看護師同士、お互いそれがわかっているはずなのに、心の余裕のなさから嫌な態度や表情を表に出してしまったり、厳しく当たったりとなかなか女性の世界は強烈です(笑)。みなさんが今、目の前で見ている通り、素敵な女性がいることも事実です。
ほんの少しの心がけでうまくいくこともあるかと思いますので、ぜひ良い方向にご検討いただけると幸いです💕
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました <m(__)m>
こちらも合わせてどうぞ🎵
コメントを残す