みなさん、こんにちは!あこです (^^)/
今回は、「看護師の偉そうな態度」なぜなのか?について。
こういったことで嫌な思いをしたことがある人は、少なからずいるのではないでしょうか。
前にもこの記事「こんな看護師は嫌だ💦」の中で、患者さん、医師、看護師それぞれから嫌われる看護師について書いたことがありますが、看護師の仕事や働く環境はとても特殊で、なかなか穏やかではいられない世界です。
看護師個々の違いももちろんあると思いますが、当事者の看護師としては、看護師という特殊な仕事をしていると、そうなってしまう要素は誰にでもあり得ることだと感じずにはいられません。
※この記事の内容につきましては、私の個人的な見解のため、その辺りはご了承下さい。また、看護師としての個人の経験からの記事です。
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看護師という職業の特性
人の命に関わる重責を担い、過ちがあってはいけないという緊張感と常に背中合わせにあるそんな職場は、みなストレスが溜まりやすく、殺伐としがちです。
また、慢性的に人手不足のなか、常に多重課題に追われながら仕事をすること、また緊急性の高い対応が突発的に入ってくるなど、心身ともに疲弊してしまうような働き方が当たり前の世界です。
忙しかったり、緊迫している場面であればあるほど、みな素も出やすく、理不尽に医師や先輩看護師、患者さんたちから八つ当たりを受ける、逆にしてしまうなど、余裕がない環境では往々にしてあることです。
こういった環境のなかで、当たり前に仕事をこなし、夜勤があればおのずと時間も不規則になる。どの勤務帯においても定時あがりは皆無といっても言い過ぎではないぐらい心身ともに決して健康的な状態にあるとは言えません。
また、こういったことにいちいち腹を立て反撃していたら、仕事は一向に進みませんので、ある程度スルー出来る精神力とうまくそういったストレスを解消する術を身に付けていなければなりません。
なぜ看護師が偉そうに見えるのか
今まで紹介してきたように、否が応でも色々な意味で「強く」ならざるを得ない看護師は、自制がうまくきかない時に、「偉そう」な態度や言動につながってしまう可能性があるのではないかと思っています。
専門職のなかでもある意味特殊な仕事、これは医療者全般に言えることだと思いますが、「プライドが高い」要素も大きいのではないかと思います。
患者さんに横柄な態度をとられたり、高齢な男性の方だとなかにはまだ女性を蔑視するような患者さんもいるのは事実です。
そして責任感が強いからこそ、譲れない時もある。相手が患者さんだろうがご家族だろうが、同僚だろうが医師だろうが、他職種だろうが。
自分でも正直「面倒くさいな、私」って思ってしまう時もあるぐらいです…(笑)
他にも、看護師は常に医師に見下されてきたので(根に持っている私 (*´з`))、「見下される」ことに関しては強いこだわりがあるかもしれません(笑)。負けず嫌いな性格の看護師も多いように思います。これについては目に見えなくても静かに負けず嫌いを発揮している人も時々お見かけします |д゚)
また、特に病院では、本来平等であるべきはずなのに、患者さんたちよりも医療者の方がなんとなく立場が上。そんな暗黙のルールのようなものがまだまだ根強く残っていることは、みなさんもお感じだと思います。
そして、これは私たちの勉強不足や努力不足から来るものですが、悪意はなくとも仕事の進行を妨げられたり、病気の症状だと頭ではわかっていても、何度も繰り返される患者さんとのやりとりなど、私たちの「イライラトリガー」を刺激する要素は色々なところに転がっています。
・何度同じことを聞かれるんだろう。
・トイレ介助何十回すればいいの!?
・たった今交換したばかりなのに.…
・私たちは家政婦でも使用人でもない。
・関係ないのに私に八つ当たりしないで!
・言い返したい!でも医師の指示がなければ動けない.…などなどなど。
これはほんの一部の心の声ですが、常日頃こんな感情にあふれていたりします。多重課題や重責を担う仕事をするなかで。
看護師を目指す若者がこれを目にしたら、止めてしまうだろうか…( ゚Д゚)
マズイ💦でも事実。
看護師の内情
看護師が患者さんに対していきなり「偉そう」な態度をとることはまずないと思いますが、いやそう信じたい!(/ω\)
患者さんが体や心の調子が悪く辛い思いをしていて治療が必要な状態であることは百も承知です。
お相手がそんな患者さんたちですから、さすがに多少イライラしていたとしても表には出しません。
色々な患者さんたちと出会って来てますし、ある程度の経験年数があれば、対応力は高い方だと思います。
が、それさえも凌駕してしまうほどの
・仕事量(みなさんが思っている以上に多いのは確か!)、仕事内容(センシティブな内容なので控えますが…こんなに多いとは。)
・忙しさ(かつ突発的なイベント多し!)
・人間関係の悪さ(※これは全ての職場でというわけではありませんが多いのは確かです。)
・トラブルの多さ(医師との関係やら患者さん同士やら事欠きません!)
・緊張感(間違いがあってはいけない!)
などから、コントロールできなくなってしまう時があるのです!看護師も人間なんですね~
申し訳ありません <m(__)m> としか言いようがありません。
「プロ意識」どこ行ってしまったのでしょう???
あるんです!でも個人差はあると思いますが、変な方向へ働きがちな気がしないでもないようなあるような?
まっ、でもいくら言い訳をしても事実に変わりはありませんので、ここに事情を知りに来ていただいただけでもありがたい限りです!
まとめ
- 看護師の仕事はなかなか過酷
- それを自分で対処できる術が必要
- 「偉そう」に見えるのは、プライドの高さと精神的余裕のなさから
- 「プロ意識」が違う方向へ働きがち
みんな色々な愚痴を言いながらも、いざという時は真面目に真剣に仕事に向き合っています。
大変なことも多い仕事ですが、実はそれ以上にやりがいや好きな面もあるはずです。
時には失礼な態度をとってしまうことも否定できませんが、根本には誰かの力になりたい、助けになりたいといった気持ちが看護師には少なからずあります。
そういった想いから医師や他職種と戦うこともあります(笑)。
こんなに色々な人たちと出会えたり、命の誕生や最期に立ち会える貴重な経験が出来る仕事も看護師ならではだと思います。
だからみんな職場は変えても続けているのだと思います!
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました <m(__)m>
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